企業広告と現実。ホンダフィット3欠陥問題
- discovertruth
- 2015年2月20日
- 読了時間: 2分
新しいことをやれば、必ずしくじる。腹が立つ。
だから、寝る時間、食う時間を惜しんでなんどでもやる。
ホンダ技研のCM「負けるもんか(プロダクト)篇」なんですが、、
言っていることをやっていることがまるで正反対(>_<)
「ホンダは新しいことに取り組むと、必ずしくじる。」
これはあってる。
「だから、寝る時間、食う時間を惜しんでなんどでもやる。」
というのは、これは"嘘"。
寝る時間、食う時間を惜しんでなんどでもやっていれば、リコールは5回も繰り返えすことはありません。
何度も何度も繰り返し「試験走行」をやっていないから、
●坂道のずり下がり
●発信時のガクガク感(前に進まない)
●エンジンの停止
などの不具合を抱えたままの欠陥車両を発売することになるのです。
本田総一郎の創業理念を表現したかったのだろうと思うが、やはり事実と異なることを公共の電波をつかって垂れ流すのは宜しくない。事実とは異なる企業広告です。
また、リコール5回目の快挙をなしとげたホンダ フィット3ハイブリットは、まだまだ修正すべき欠陥が残っています。
-------Fit3HVの不具合-------------------
「坂道をシフトを「R」レンジに入れた状態でアクセルから足を離すとずり下がる」 という欠陥は放置されたまま・・・
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また、「L」レンジに入れた際のエンジンブレーキも、ほぼ「R」レンジと同じというお粗末な状態も変わりがありません。
国内で販売されたフィット3のボンネット裏の塗装は、塗装作業途中で中断されたようで、縁だけ塗られた中途半端なままです。
ホンダは、「消費者の見えないタンスの裏部分には、ベニア板を使う。」というポリシーをお持ちのようです。
この問題に起因する死傷事故でも起きない限り、6回目のリコールを認めることは無いのであろうか。
それとも、メーカーとしてのプライドが、お客様であるフィットユーザーを危険にさらしている事実を黙認するという結果につながっているのだろうか?
ホンダ内部のことはまったくわからず闇の中ですが、「ドライバーの安全」と「企業倫理」を忘れたメーカーは、その怠慢な姿勢を消費者に必ず見抜かれる日が訪れることでしょう。
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