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ホンダとタカタを米国で訴訟

マレーシアの妊娠した女性が、エアバッグの金属片で死亡したとして被害者の父親が「製造物責任訴訟」を米フロリダ州マイアミの連邦地裁に起こしました。

製造物責任法とは、いったいどんな法律なのでしょう?

製造物責任法とは、通称、PL法と呼ばれ、1995年7月に施行された法律です。

国民生活センターのホームページによると、

 「製品の欠陥によって人の生命、身体又は財産に損害を被ったことを証明した場合に、被害者は製造会社などに対して損害賠償を求めることができる。」

とあります。

身体又は財産に損害を被ったことを証明した場合

ここがポイントです。

実際に、怪我を負ったり、死亡したり、欠陥により経済的な損失がおこったということを証明しなければなりません。

しかし、それらをきちんと証明することができれば、逆に言えば、訴訟の結果、被害額を勝ち取ることができるということです。

日本国内では、大企業が隠蔽する不具合や欠陥隠しなどに対し、泣き寝入りするケースがほとんどです。

どうしても我々日本人は、係争を避けたがる特長・性質を持っています。

例え個人であったとしても、毅然とした態度で企業と向き合わうこと。

面倒であっても、企業が隠蔽する事実を証明できる事実を集めること。

こういったことが必要不可欠な時代に突入していることを如実に表しているような気がしてなりません。

製造物責任法 法を知らなければ損ばかりな世の中です。


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