ホンダの「営業利益率低下」と「企業姿勢」
- discovertruth
- 2015年5月1日
- 読了時間: 2分
4月28日にホンダが決算内容を発表しました。
決算発表資料を読んでいくと、、
売上高英領利益率が26年3月期 6.3%、27年3月期 5.2%。
前年度比マイナス1.1%だという。
あれだけのコスト削減を行い不具合ばかりの車を作っているにもかかわらず、営業利益がマイナスなんだという。
いったい何にお金を投資しているのだろうか??
「連結経営成績に関する分析」の中でホンダは、
日本の市場は、「日本では消費税率引上げやそれに伴う駆け込み需要の反動の影響などにより縮小」 といい。
トヨタは最高利益の見込みにもかからず、マーケットに責任を転嫁している。
しかし、ホンダさんは頑張ってますよと言わんばかりに
研究開発面では、「先進技術の開発に積極的に取り組み」
生産面では、「生産体質の強化や、グローバルでの需要の変化に対応した生産体制の整備」
を行ったと書いてある。
なるほど、ボンネットの裏の塗装を中途半端で完成とすることが、生産体質の強化で、
海外フィットのボンネット裏の塗装をしっかりと仕上げることがグローバルでの需要の変化に対応した・・・
ということらしい。
さらに、「次期の見通」しページでは、
コストダウン効果・原材料価格変動影響等 600億円
とある。
あれだけコスト削減しまくり、作り上げた不具合ばかりのホンダの車にも関わらず、この期に及んでまだコスト削減しようというのだから、開いた口も塞がらない。
こんかいのホンダの決済発表は、車を購入する消費者や投資家にとっては、企業倫理ばかりではなく企業経営の姿勢も疑いたくなることばかりが散見されるつまらない決算報告書だ。
このホンダという会社、、、経営も、車のデザインや安全などの基本設計も、根本からの発想がズレていることが見て取れる。
何故、真摯な姿勢で経営することはできないのだろうか?
まずは、ホンダ車の不具合を認め、その責任をしっかりとろうとしないのだろうか?
顧客からの支持を得るために、企業努力と度重なるリコールの信頼回復のために、真摯な姿勢でホンダ車の不具合を修正するということが先決であろう。
そして、企業倫理を再度見直しまずは経営陣が理解すること。
さらには、車設計Grの再教育を徹底的に行うこと。
ということをきちんとできないと、車から色々な悲鳴が聞こえてくるだろう。
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