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ホンダが7件のリコールを発表

5月14日、ホンダが7件もの大量リコールの発表を行った。

その数、7件。

以下、ホンダのリコールページより

(5月14日)ザッツのリコール

(5月14日)旧型フィットなど10車種のリコール(助手席側)

(5月14日)フィット アリアのリコール(助手席側)

(5月14日)エレメント、シビックGXのリコール

(5月14日)旧型フィットなど10車種のリコール(運転者席側)

(5月14日)フィット アリアのリコール(運転者席側)

(5月14日)アコード ハイブリッド、アコード プラグイン ハイブリッドのリコール

実に多い。多すぎる。

ハイブリットに関するリコールが1件。

部品に関するリコールが1件。

エアバックに関するリコールが6件。

アコードハイブリットのリコールについては、タカタ製エアバックのリコール問題の影に隠した感で一杯だ。

今回の注目ポイントは、エアバックに隠されているが「アコードハイブリットのリコール」だ。

そのアコードハイブリットのリコールの内容を見てみて欲しい。

「前方障害物衝突軽減制御装置(衝突軽減ブレーキシステム)装着車において、ミリ波レーダーによる障害物検知プログラムが不適切」

その為、

「予期せぬ急制動がかかる」

というのだ。

簡単に説明すると、

ホンダが自動で衝突回避を支援する。と標榜している「衝突軽減ブレーキ CMBS」搭載者で、

走行中にシステムが誤作動を起こし、衝突の可能性がないのに急ブレーキをかけてしまう。

というのだ。

それにしてもホンダという会社は、恐ろしい車ばかり製造するのだろうか。

普通に車を運転している最中に、ドライバーの意思とは関係なく急ブレーキがかけられるのだ。

後方を走る車からすれば、追突する恐れすらあるだろう。

このリコールからも、ホンダという車メーカーは、フェールセーフティという発想そのものがないということが良く分かる。

通常、車をリリースする前には、開発段階で、走行試験の仕様に基づき試験走行を行い、開発している車が公及び自社が定める安全基準を満たしていることを確認してから、晴れて販売開始となるものだ。

しかし、ホンダは、決して追いつくことができやしないトヨタとの競争ばかりに目を向けて、安全設計や安全走行の為の試験走行の試験項目と試験走行の時間を大幅に削った結果がこのような事態を招いていることがよく分かる事例だ。

残念ながら筆者が所有してしまったFit3ハイブリットも、「後進の際、多少の坂があるとズリ下がる」という不具合を今もかかえている。

バイクには、「オートマチック」も「ヒルスタート」や「衝突軽減ブレーキ CMBS」の機能もないので、ホンダの車はホンダのバイクと同じ感覚で車を開発しているのだろう。

まったく、ここのメーカーの車は危なくって乗れやしない。。。

ホンダの社員には、安全走行試験で高得点をたたき出すスバル社員の爪の垢を煎じて飲んで、猛省してもらいたいものだ。

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